(株)DRECOMが2月9日に東証マザーズに上場しました。
ドリコム内藤社長は上場企業の社長になりました。
そして、先日株式を600株を347万円の単価で売却し20億円の利益を得た事をニュースで知りました。
そんな中社長から「一度ご飯でも食べに行こう。」と声を掛けてもらって、昨日祇園の鹿六という焼肉店に連れて行ってもらいました。
内藤さんに初めて会ったのは、2003年4月大学一回生の新歓祭。
そこで出会ったのが、ドリコムの勧誘ビラでした。今では考えられない話ですが、社長とCTOの二人が丸一日、勧誘に費やしたそうです。
ビラには、ほぼ何も書かれていませんでした。「普通じゃものたりないあなた。いいバイトがあります。」そんな怪しげなメッセージだけだったと思います。このビラは今でも記念にとってあります。でも、何かを感じ取ったんですね。気づいたら書かれていたHPアドレスから会社のHPを調べて、採用のページから応募要項を調べてメールしていました。
でも、「当時本当に何もわからなかった」
C言語での文字列の扱い方もわからない。(高校で教えてくれなかった。。)
「#include
本当に期待値だけでインターンとして採用をしてもらいました。
1ヶ月でC言語を覚え、2ヶ月目からはC++を勉強しました。一ヶ月終わったときに、「給料ください!」と社長に直々にメールを送ったときは「まだ最低時給800円分の働きはしていませんので、給料は払えません。」とメールを返してもらったのも今となっては懐かしい思い出です。二ヶ月目に再度同じメールを送り、給料をもらい始めました。
この世界で認めてもらいたい。そんなエネルギーにつき動かされていたのだと思います。
そして、3年半がたった今、ご飯に誘っていただきました。
「どうしても勧誘したい人」に対して社長がいいお店にご飯を食べに誘う「内藤マジック」として社内では有名です。そして、今はちょうど就職活動シーズンです。期待値だけでなく、能力を認めてもらっているのは非常にうれしいことだと思っています。
ドリコムのビジネス展開・社員の力を発揮させる組織作り・ライブドアショック
株のこと・Web2.0・ASPビジネス・・・と色々話してもらいました。
内藤さんと同じMTに参加し一緒に仕事が出来るのは、最初の一年ほどだけでした(東京進出が始まったので)。その一年で社長の頭の回転の速さ・負けず嫌いさ・エンターテイメントを作り出す心得・・・色々なことを学ばせてもらいました。
そして、「東京に来て自分の近く(経営より)で働いてほしい」と声をかけてもらいました。
ですが、最後は「rakutoの人生だしやりたいことをやりなよ」といってもらえたところに改めて、内藤さんの心の広さに感動しました。
昔、内藤社長から「自分の昔の姿と重なるなぁ」と言ってもらったことがあるのですが、だからこそ自由にやればいいよと言ってもらえたのかもしれません。
「優秀な経営者は6年ごとに現れている。」
「第一世代はソフトバンク孫社長、第二世代は楽天三木谷社長、ライブドア堀江(元)社長、サイバーエージェント藤田社長・T&G野尻社長」
「そして、第三世代がドリコム内藤社長」
ということも重なり、ドリコムが注目されていると聞きました。
どんな優秀な人であっても、運・時代が絶妙に重なり合わないと大きな成功はありえません。
また優秀な人というのは運を呼び込む力を持っている人だとも思っています。ドリコムがITで会社を興したことも、WEBが変わりPCだけのものでは無くなっていく2006年に上場したのも全てが最高のタイミングではないかと思います。(ライブドアショックをのぞけば。)
お世話になった恩返しをするためにも、頑張らなければならないと思っています。
そして、上場おめでとうございます。
あ、第四世代は2012年といえば・・26歳のとき(笑
l'essentiel est invisible pour les yeux