l'essentiel est invisible pour les yeux

Tuesday, November 21, 2006

UNIQLO PAPER N゜1


UNIQLOが発行するフリーペーパーUNIQLO PAPER N゜1を手に入れた。 さすがに力が入ってます。とてもフリーペーパーとは思えないし、デザインカタログとして販売していそうです。

左端は刺繍でとめられている。
中央には小学校のときに立体工作?で使った方眼紙のようなデザイン上にUNIQLO&ユニクロのロゴが配置されている。"紙"という媒体が持つ面白さを最大限利用している

紙の質だろうが写真などはそれほど鮮明でないが、それがかえって紙ってすばらしいなと思わしてくれる。

当分、全てが電子ペーパとその上で動くペーパ風リーダーに置き換わることはなさそうだ。


なんと、TOPページだけでも、UNIQLOという文字9つもある。
UNIQLO・ユニクロブランドをNYで受け入れてもらいたい。そんな日本のトップクリエイターの挑戦心あふれる気持ちがびしびしと伝わる。音楽もファッションもデザインもアートもWEBも世界に通じる。それを証明しようとしている。


中身は、

UNIQL・O

という五文字でコンテンツが区切られている。

Lのページではさまざまな動物のかわいらしいぬいぐるみがマフラーをまいているかと思えば、
OのページではMEN'S NON-NOの表紙を飾るような写真が続く。

日本発で大きなイノベーションを仕掛けたい。
そんな気持ちをところどころに強く感じる。Uのページ中には、「I Love New York」・「ODE TO TOKYO」という見開き2ページが広がるが、白地に赤丸と赤色のハートマーク。
「白に赤色の日の丸」。日本国旗をデザイン化しました。そんな印象。

現地のお店で流しているBGMも日本のクラブミュージックを流しているみたい。
日本代表のコンピュレーションアルバムを手がけたのは、FPMの田中氏。i-depやRIPSLYME×FPM, HALFBYなど普段良く聞いているアーティストの曲も入っています。
FPMといいHALFBYといい京都アツいなぁ。

これは知らなかったのだが、WEBサイトはYugopこと中村勇吾氏が手がけている。
僕は元々Yugop氏のことは知らなかったのだが、今年PMに教えてもらって色々なFlashの作品を見た。
前の記事でも少し書いたけど、UNIQLOのサイトは楽しみながら服を見ることが出来るユーザインタフェース。サイト内で遊んでいるとゆうに30分はたってしまう。

UNIQLOが出す安価な服にそれほど興味はなかったが、
Tシャツが天高く積み上げられるUNIQLO Soho NY店は一度言ってみたいし、Tシャツは買いたいって思った。

この"ユニクロ"ロゴだけは、どうもミスマッチな感じしてならないけど、
"ユニクロ"というブランドを世界で成功させる挑戦なのだろう。

UNIQLOのNY展開カッコイイと思った。

ページの最後にはショッピングリストのメモ用紙とユニクロ紙幣がついている。
ちなみに$15クーポン。NY店しか使えません。