l'essentiel est invisible pour les yeux

Thursday, February 08, 2007

自分がいなくなった未来の世界に対して自分が与えるインパクトを真剣に考える

NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 第40回~コンピューター研究者・石井裕~」の放送が今終了した。石井氏が番組中で残した言葉にとても共感した。ここに番組中での石井氏の言葉を列挙させていただく。


自分は凡人である
重圧を楽しむ
チャレンジせずに人生を終えるのは情けない
自らをとことん追い詰め努力する
屈辱感が原動力
逸脱をとがめない
Why?


「最後に石井氏がプロフェッショナルとは何か?」との問いに対してこう答えていた。

自分がこの世からいなくなったあと、その未来の世界にどういう影響を与えられるか、インパクトを残せるか。そこまで真剣に考えれれる人だと思います。


しかしMITは凄い所である。
私が通う大学の一般的な研究室とは桁違いのプレッシャーである。

少し前から自分がこの世の中に存在している時間に関して強く考えるようになった。
有限な時間を最大限有効活用し世界の発展に貢献するためにはどう行動しなければならないか?と考える。考えることは大事である。しかし、石井氏が「Why?の問いに対して曖昧な答えしか出せない場合は知識・思考に自信が無いということだ」と語るように、

考えることで何かに対する解を出した場合は、何故自分がそのように考えるか?あらゆる角度からWhy?と問いかけなければならない。客観的立場から考えたあらゆるWhy?の試練を跳ね除けたThinkこそ本物である。常に頭の中にThinkと客観的立場からのWhy?を持たなければならない。
私も凡人だ。だから訓練する必要がある。

と自分に言い聞かせる。